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中韓を知りすぎた男 中国は徐々に衰退して崩壊に向かう  3月7日(水) [政治]

中韓を知りすぎた男 中国は徐々に衰退して崩壊に向かう  3月7日(水)
http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-1146.html より

1月末から中国問題を続けています。「壊滅寸前の中国 」「とっくに危機なの
に崩壊しない中国」などのタイトルで中国問題を述べてきましたが、それで
はいったい何時崩壊するのか ?

我々民主国家で育った普通の感覚で考察すれば中国はとっくに崩壊してい
てもおかしくない。しかし現実は目立った変化はおきていない。
我々民主国家は投票によって政権を選択することが出来るが、中国はそう
でない。中国共産党は武力で手に入れた政権です。

つまり選挙で政権の座を追われる心配もない、政権の首脳はそもそも自ら
の失政による責任を問われることはありません。経済危機が政治危機に陥
る事もありません。

もし欧米や日本ならこのような経済総崩れ状態になれば、すぐに政治危機へ
と転化し、とても政権を維持することはできません。しかし政治・経済・社会・
軍を完全に掌握している政権は衰退しながら長く政権を維持していきます。

今回中国は2018年2月25日、国家主席の任期を「2期10年まで」とする
憲法の規定を撤廃する改正案を、国営新華社通信を通じて発表しました。
これによって2013年に就任した習近平主席の任期は23年までだが、改正で
さらに長期政権が可能になりました。

1980年代末に改革開放を推し進めた進めた鄧小平は、毛沢東時代に3千万
人以上の餓死者を出し、その後の文化大革命で大量の国民を大虐殺した
毛沢東の権力の集中を防ぐために2期10年の任期を設定しました。

しかし習近平は国家主席の任期を撤廃し、鄧小平が作った壁を壊しました。
今回の憲法改正で習氏の「一強」がさらに強化されるのは確実です。

習近平には鄧小平が作った党内ルールを守る考えは毛頭ありません。彼は
毛沢東のように全ての権力を握った中国の最高指導者としての地位にこの
まま留まる画策を始めたのです。

そこで習近平は反腐敗キャンペーンを利用して全ての政敵を効果的に始末
し,権力構造の再編に成功しました。そして軍を掌握すべく軍内で自分に逆ら
う者を全て消し去って軍の権力構造を変えてしまった。

データーによれば2013年から16年までに規律違反で処罰を受けた官僚は
91万3000名にのぼった。いまや習近平の権力に挑むようなメンバーは
ほとんど居なくなりました。

中国政府が他国の政府と違う最大の点は、それが専制政府であり、権力
支配を集中させる能力が民主的な政府とはけた違いに強いということです。
そしてその武力は中国の歴代王朝の中でずば抜けて大きい、中国政府の
武装力と民間の抵抗力の格差には前代未聞の開きが生じています。
つまり国民が立ち上がって政府を倒すことなど1ミリもない。
軍事クーデターでも起きない限り政府を倒すことなど不可能です。

だから習近平はここ数年、大物政敵を次々と失脚へと追い込み、その一族
郎党を投獄する恐怖政治をおこなってきました。また軍の内部に手を入れ軍
の権力構造を変えることによって軍の反乱の芽を未然に摘み、自分に忠実
な部下を作り上げる事によって、軍を掌握していきました。

中国の軍隊は7つの組織の「七大軍区」に分かれています。その実態は
一枚岩ではなく、7人の司令・7つの組織の「七大軍区」が存在しています。
習近平が一番恐れるのは中国の内部分裂の引き金にもなりかねない
七大軍区の軍隊です。

その人民解放軍の七つの大軍区のうちで、瀋陽軍区が突出して強い力を
もっています。陸軍の戦闘部隊の70パーセントが瀋陽軍区に集中し、しかも
最も戦力の充実している部隊が置かれています。
戦車、ミサイル、歩兵から構成される機械化軍団は一個軍が約十万人だが、
人民解放軍がもつ五個軍のうち四個軍が瀋陽軍区に配備されています。
ロシア国境、北朝鮮国境など、中国東北部の守備を固めてますから当然です。
中国最強です。

朝鮮半島の緊張に比例して兵力が増幅されているものと見られ、当然朝鮮
有事の際は、まず瀋陽軍区の部隊が朝鮮半島に侵攻します。

産経新聞によれば、「最近かねてから噂されていた人民解放軍の7軍区から
4戦区への再編、及び「統合作戦指揮部」の創設などの軍改革が実行に移さ
れるようだ。瀋陽軍区と蘭州軍区は統廃合され、それぞれの出身軍区である、
徐才厚氏、郭伯雄氏は失脚、軍指導者の多くは郭、徐両氏の息がかかって
おり、『粛清は今後も徹底的に続けられる』と受け止められ、多くの関係者は
戦々恐々としている」(3月5日産経新聞)

これにより習近平の軍への支配は盤石になったようです。その
証拠に軍機関紙の開放軍報などが各地駐屯する部隊が次々と習近平の
長期政権を可能にする改憲案を支持すると大きく伝えています。

習近平は、全国人民代表大会で自らの名前を冠した思想を憲法の中に書き
込む準備をしています。これによって遂に毛沢東と並ぶ権威と絶対専制君主
が確立されます。

しかし習近平に一番欠けているのは、毛沢東なような戦功です。だから国際
ルールを無視する南シナ海、尖閣諸島への侵犯、台湾、さらに沖縄全体にも
触手を伸ばして毛沢東以上の野心をのぞかせていますが、アメリカの壁に
阻まれています。

北朝鮮が核とミサイルの開発を加速する中、米国が北朝鮮に先制攻撃する
可能性がでてきた。アメリカが北を攻撃するならその前に習近平の考えを
打診するはずです。

習近平はアメリカが先に攻撃すれば北の支配権を失くしてしまう、朝鮮半島
に星条旗がなびくことは決して容認できない。そのようなことになれば習近平
の権威が失墜し、彼が目指している毛沢東的なカリスマ支配の構想が崩れて
しまいます。

そこでトランプ大統領の了解を得て先に北へ攻撃するか、あるいは黙って
攻撃をしかけるか、いずれにしても北への攻撃はアメリカより先に仕掛ける
つもりのようです。

アメリカにとって、最も注意しなければならないことは、韓国の裏切りです。

トランプは決して北攻撃の日取りを韓国に漏らさないことです。韓国は
アメリカの同盟国ではありません。朝鮮民族は、朝鮮戦争でアメリカ兵5万人
がなくなった事などつゆほども感じていません。裏切りは朝鮮民族の常とう
手段です。

注意しなければならないことは、北や中国より韓国です。
トランプ大統領どの、同盟国を装った韓国の二枚舌には注意してください。
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