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飯山一郎 ◆2017/12/01(金)  アノミー・社会規範崩壊・カオス・混沌 [政治]

飯山一郎 ◆2017/12/01(金)  アノミー・社会規範崩壊・カオス・混沌
http://grnba.secret.jp/ より
様々な「正義感」の噴出

国家社会の態様が大きく変化する日本

http://grnba.secret.jp/z/chaos.jpg
日本社会は,いま,大きな変化・変容の時代を迎えている.
政治・経済・文化・社会規範・一般常識等々,国家社会の全局面において,その態様・在り様が,今後,大きく変化してゆく.
そうして,今までの国家社会の在り様が「旧時代」になり,日本は「新時代」を迎えることになるのだが…
しかし,「新時代」は簡単にはやってこない.

時代が切り替わり,新しい時代を迎えるためには…
「旧時代」が崩壊する「混乱の時代」を経ねばならない.
その混乱と混迷の時代は,すでに始まっている.

「混乱の時代」では,古い社会規範や古い「常識」が崩壊する.
その崩壊過程で,国家社会はカオス(混沌,無秩序)化する.
たとえば角界に残っていた「身分的階級制度」も崩壊する.

旧制度を崩壊させるのは,古い時代の「常識」に反発する「世論」と,やがて来る新しい時代をリードするであろう政官財界内の「新勢力」だ.

もちろん「古き良き時代」を保守しようとする「世論」もある.
様々な「世論」が,それぞれの「正義感」を大声で主張する.
その様々な「正義感」が激しく衝突した(興味深い)事例が,今回の角界騒動だ.

日馬富士の引退は…,「暴力は絶対に駄目!」という新しい時代の(小市民的な)「正義感」が勝った!ということだ.

相撲協会の危機管理委員会が,「日馬富士の殴打には,それなりの理由があった」とも取れる日馬富士擁護の見解発表は,旧世代の「正義感」の発露だ.(危機管理委員会による中間報告)
以上のような「小市民派」と「旧守派・保守派」との衝突は,今後も益々激しくなってゆく.結果,日本社会はアノミー化・カオス化の混迷度を深めてゆく.

しかし,その「混乱の時代」=「乱世」は,乱世を好む英雄だけではなく,ワシたち庶民にとっても,またとないワクワク現象でもある!

なぜなら,その「乱世」は殺伐たる戦国時代ではなく,新時代を迎えるための(出産前の)陣痛みたいなものだからだ.

ただし! 「乱世」に対処するワシたち一人一人の生き方・考え方は重要だ.感情に任せた下手な対処法では,何も見えないまま,惨めな負け組になる可能性が高い.

いったいど~したらE~のか? 要点だけを書いておきたい.

先ずは,「正義感」や「一般常識」,(好きの嫌いの,善いの悪いのといった)個人的感情でもって社会現象を判断しないことだ.

そ~して,自分の(したたかでたくましい)人生にプラスになることだけに全神経を注いで欲しい.

テレビやネットでは,三文役者が「正義感」を百家争鳴しているが…,下手な正義感は捨てたほうがE~.

(貴乃花親方みたいな)向こう見ずの弱者の正義は,「強者の正義」には絶対に勝てない! これが(悲しい)世の常なのだ.
「強者の正義」については,追々と書いていきたい.
飯山 一郎 (71)

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