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昼寝ネコの雑記帳  私にとって、どうやら永田町は鬼門のようだ [政治]

昼寝ネコの雑記帳  私にとって、どうやら永田町は鬼門のようだ
http://hiruneneko.exblog.jp/27722761/ より

 やっとの思いで永田町から帰ってきた。帰りの電車は満員で、立ったまま吊り革に掴まっているうちに、心臓から徐々に力が抜け出した。次第に脳に酸素が回らなくなり、そのまま意識が遠のくような不安に駆られた。少し頭を下げ気味にして、どこまでもつか不安な時間を過ごしたが、幸いに急行だったのでなんとか途中下車せずに済んだ。ある種の心不全なのだろうと思う。

 何ヶ月前だっただろうか。当時復興大臣だった方のパーティーが、今日と同じ平河町のホテルで開催され、最寄りの永田町駅から歩いて行った。
 今日は知人の招待で、地元の国会議員のパーティーだったが、時間が迫っていたので早歩きをし、なんとか間に合った。知人の関係者から、主催者である国会議員を紹介していただき、名刺交換は終えた。ゲストは麻生副総理、河野大臣、甘利大臣などで、彼等の話から安倍総理が解散の会見をしていることが分かった。

 会食に移ったので、紹介者に挨拶して会場を辞した。ホテルから永田町駅までは結構な距離だったが、なんとか電車に乗った。前回も途中で立っていられなくなり、見かねた前の女性が席を譲ってくれたのだが、今日は最後まで立ちっぱなしだった。

 帰宅して少し仮眠したようで、ようやく全身状態が快復した。ほっとしている。しかしどうも私には永田町は鬼門のようで、改めて政治の世界とは遠い位置にいることを実感した。しかし改めて、政治家が過酷な職業であることを実感している。ちょっとしたアクシデントで風向きがあっという間に変わってしまい、落選することもあるだろう。改めて、有権者がしっかりした定見を持ち、より正しい情報を得て選挙に臨み、棄権せず投票することの大切さを痛感している。

 幾重にも張り巡らされた謀略のめくらまし。声高で空虚な内容の演説。マスメディアを総動員した意図的な誤誘導・・・一般国民を欺く要素は無尽蔵にある。そのような社会にあって、信頼を得られるような情報発信を行うことの大切さを、今も変わらず目指し続けている。ごく一般の生活者である方々に対する、個人目線のインテリジェンス手法は、今後ますます必要になることだろう。幸いに、インターネットの発達だけでなくIT技術も進化しており、飛躍的に情報提供できる質と量が高まるだろう。

 10月に行われる選挙に向けて、かなりの激戦が繰り広げられると予測している。今の私は、ブログで主張することしかできないが、より多くの方々に必要とされ、信頼される情報提供拠点を構築して行きたいと、思いを新たにしている。

 ときどき、「孤立無援の思想」という言葉を思い浮かべる。確か髙橋和巳の言葉だったように記憶しているが、大学生の頃の聞きかじりなので、どんな思想だったか憶えていない。しかし、周りの空気を読むことなく自身の理念と信念を貫くには、付和雷同を避け長い年月をかけて消去法によって残った、数少ない残滓ともいえる価値観を、全存在を賭けて頑迷に発信し続けるしかないと思っている。

 永田町は鬼門ではあるが、信頼・尊敬できる政治家との出会いがあることを願っている。それと、野良ネコを含む日本国籍のネコたちにも、是非選挙権を与えてほしいものだ。
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