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大和心への回帰 209.国難突破解散と小池希望の党。 [政治]

大和心への回帰 209.国難突破解散と小池希望の党。
http://www.yamatogocoro.com/article/453736989.html より

安倍総理は稀代の策士である。
国難突破解散。響きがいい。

そもそも二年先に先送りした消費増税を、今言及する必要がないことは、安倍支持層であれば誰でもわかることである。

それより何より、8%増税がアベノミクスの足枷になった痛手を誰よりも痛感しているのは、他ならぬ安倍総理自身である。

10%増税先送りは2年先である。
戦後最大の国難にある現在、安倍総理は三選の布石を打ち、後4年の任期…よほど突発的なことがない限り確定となるだろう。

2年後消費税云々の時、順当に安倍政権であるとすれば、増税どころか5%への減税もありうるのではないだろうか。
ハプニング解散シナリオとして、側近等から提案があったことは間違いないだろうし、総理自身が承知していないはずはない。

今回の解散について最初に打診したのは麻生財務相と伝えられている。二階幹事長や山口代表は後日官邸で会っているが、麻生財務相とは私邸である。

財務省と安倍総理との軋轢は根深い。モリカケ問題も憎っくき安倍に対する財務省の反乱…一枚咬んでいることは、専門家の間では常識とされている。

総理は解散に当たり、麻生財務相に相談して知恵を出しあっていたのではないだろうか。
麻生氏には相談、二階、山口氏には事後報告であったはずだ。

9月になって潮目が変わるまで、内閣支持率はモリカケ問題その他で危険水域近くまで落ち込んだ。

「国難突破」という勝負所にあって、余分な反発を回避したいとの判断が働いたのではないだろうか。
ともあれ、国民に対する…というよりも財務省に対するメッセージではないのだろうか。
「策士、安倍」は、ときどき意味不明な発言をしては、身内まで欺いてきたが初めてのことではない。

解散の目的は「国難突破」にある。
国防の危機に於いては、日本国民であるならば安倍総理しかいないことは誰もがわかっていることだ。外交手腕に至っては、歴代比類なき存在である。

きれいごとを言っても、所詮議員は選挙に勝つことだけしか考えていない。
小池希望の党は、民進党のドミノのみならず、自民党副大臣や日本のこころ・中山恭子氏まで飲み込んでいるように見える。

それぞれ全員が選挙対策として入党するだけのことだと見て間違いないだろう。(こころは参院のみであり、衆院選としては、夫君・成彬氏に最後の花道を与えたいという意思)

小池氏の午後の会見で、「…与党か野党かは別にして」との発言があった。
口が滑ったのか、それとも安倍総理へのメッセージなのか。密約なのか、希望的観測なのかは定かではない。

嫌でも東京五輪では、タッグを組まなければならない相手同士であり、改憲勢力として悲願を達成するために必要な存在であることに、意図を以ているものと考える。

小池希望の党に対する批判はある。
それは次の機会に譲るものとするが、小池氏が単独党首を宣言したことにより、野党第一党も視野に入りつつある。

野党第一党となることを見越して、連立を組み、圧倒的改憲勢力で公明党外しの憲法第9条改正…。
こんな密約があったとすれば、小池氏は「与党」という言葉を意図的に発言したのか、それとも口が滑ったのか。

安倍総理の目は、目先の勝ち負けよりも、次のステ―ジを見据えているのではないだろうか。
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