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志方俊之#5 「危機管理産業展2019」前編!対談:森本敏◆令和時代の国家安全保障◆グローバルセキュリティ入門〜自主防衛の覚悟〜 [政治]

志方俊之#5 「危機管理産業展2019」前編!対談:森本敏◆令和時代の国家安全保障◆グローバルセキュリティ入門〜自主防衛の覚悟〜

収録:
2019年10月
東京ビッグサイト(青海展示棟)
テーマ:
1)日本が抱える安全保障問題
(1)中国のミサイル開発
・中国が、中距離および長距離の弾道ミサイルをどんどん開発している。
・第一列島線から第二列島線の間は、まだ日米のバランスが中国より良いが、この軍事バランスが中国にとって、
有利に展開するのは、(中国の)4隻目の空母が出る頃。
・中国の弾道ミサイルの脅威に対応するどうすべきかが最大の問題。
(2)北朝鮮の弾道ミサイル開発
・弾道ミサイル防衛では対応出来ないかも知れないミサイルが、どんどんと開発されていくという事のが、わが国にとっては二番目の大きな脅威。
・攻撃の能力よりも防御能の力を整備し維持するというのは、10倍以上のお金が掛かる。
2)これからのミサイル防衛
・新たな脅威に対するミサイル防衛策は、以下の2つ。
1.ブーストフェーズで撃破する
2.策源地攻撃能力を持つ
・低高度の精密度の高い衛星のグループを北東アジアに置いて、衛星の力で攻撃をしていくという新しい防御のシステムを考えないと、従来の弾道ミサイル防衛では全て対応することは出来ないのでは?
3)対中戦略と米露の軍拡
・軍、公安・治安、情報機関が習近平の地位を支えている。
・中国の脅威が大きくなってくるが、軍備管理の中に入っていなので、アメリカはINFから離脱するという決意をした。
・中国を軍備管理のテーブルにつかせるまで、米露の軍拡は続く。
4)日韓問題~韓国国内の事情~
・文在寅政権は「左翼の半日主義」。軍人も全て、シビリアンコントロールが効いていて人事権も握られているので、面と向かって「日本の方が正しい」とは流石に言えない。
・政権の振舞い方が、対日のみならず米韓関係がどんどんと悪くなっていることに、軍隊OBは懸念し心配している。
・外交官のOBや一部の知識人は、今の日韓関係を非常に心配している。
・結果として、日韓関係が、徴用工、竹島、GSOMIA、慰安婦問題…どれも解決できないのですが、どれも責任は韓国側にあると思います。
5)日韓問題~文在寅政権の思惑と日本~
・文在寅政権は南北と中露の4ヶ国で北東アジアの枠組みを本気で作ろうとしている。
・朝鮮半島の抑止機能が無くなると日本が前線国家となる。
6)最後に~日本の役割~
・今の国際社会を見ていると、国連が機能しない。
・日本は非常に良いポジションにいて、大国と良い関係がある。日韓関係だけが悪い。ほかの国々…ヨーロッパ、アメリカ、ロシア、中国と
良い関係を持っている唯一の国。
・この日本のポジションを最大限に活用する必要があるのではないか。
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