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株式日記と経済展望 アメリカはシリアを捨てウクライナを捨て、ロシアと和解 する。そして残るのは、「中国との戦いだけ」です。 [政治]

株式日記と経済展望 アメリカはシリアを捨てウクライナを捨て、ロシアと和解 する。そして残るのは、「中国との戦いだけ」です。
https://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/06469565d86109fffb986f23b049c165 より

アメリカはシリアを捨てウクライナを捨て、ロシアと和解 する。そして残るのは、「中国との戦いだけ」です。

マティス国防相はなぜやめるの?  12月23日 ロシア政治経済ジャーナル 
マティスさんは、「中国とロシア、両大国と戦え!」と主 張している。 しかし、リアリスト神ミアシャイマーさんや世界1の戦略 家ルトワックさんは、 「ロシアと組んで中国を封じ込めろ!」と主張しています。 そして、ルトワックさんは、米ロが直でつながるのは難し いので、 「日本がアメリカとロシアをつないでくれ」 といっているのです。 そして、彼は日本がロシアに接近することを勧めています。 ロシアとつながることが、日本がサバイバルできるかどう かの分かれ目だと。

そして、トランプさんも、最初から 「ロシアと組んで、中国と叩く」 という「戦略観」を共有しているのです。 (ロシアゲートで、なかなか実現できないが・・・。) で、シリア撤退はどうなのか? 前号でも書きましたが、現在のアメリカは、あちこちで戦 いすぎです。 シリア、ウクライナでロシアと戦い、イランと戦い。 中国と戦い。 アメリカはシリアを捨てウクライナを捨て、ロシアと和解 する。 そして残るのは、「中国との戦いだけ」です。 どう考えても「戦略的に正しいよな」と思うのは、私だけ ではないでしょう。

(私のコメント)
アメリカのマティス国防長官が辞められるそうですが、シリア撤退が直接の原因でしょう。アフガニスタンでもまだ戦っています。明らかに手を広げすぎていますが、戦前の日本を思い起こさせます。手を広げすぎれば勝てる戦争も勝てなくなります。

イギリスは、ドイツとの戦争では妥協に妥協を重ねてドイツ包囲網を作ることに成功した。本来ならばイギリスとソ連が組むことなどありえないのですが、ドイツに勝つためには、あらゆる外交を駆使しなければならない。現在のアメリカも同じ立場に立たされており、中国に勝つにはあらゆる外交を駆使しなければならない。

安倍総理がプーチンとの会談を重ねているのも、領土問題よりもアメリカとロシアとの橋渡し役が多いのかもしれません。アメリカといえども中国とロシアを同時には戦えません。そのためにはロシアと中国を組ませない工作が必要です。シリアからの撤退もその一つかもしれません。
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