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中韓を知りすぎた男 トランプよ、日本企業なくしてアメリカは無い 4月25日(水) [政治]

中韓を知りすぎた男 トランプよ、日本企業なくしてアメリカは無い 4月25日(水)
http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-1154.html より

今回は、トランプ砲は無知から来ているということを数字を挙げて検証して
みます。日本の本当の凄さを知った時トランプは強すぎる日本に蒼ざめるし
かないのです。何故なら保護貿易でも日本のオンリーワン製品の代替品は
ないからです。

さて日米通商問題でトランプ氏は「我々はとてつもない対日貿易赤字を抱え
ている。出来れば均衡を達成したい」と強調しました。

交渉事とは、お互いの弱みを隠して強みを表面に出して相手を屈服させる
ことです。しかしトランプ大統領は、自国の強みを知っているが弱みの知識
が全くあまりありません。トランプ陣営のスタッフたちの勉強不足です。

トランプは、日本の自動車メーカーを標的にし、「自動車を輸出するんじゃ
なくて、合衆国で作ってみるべきだ」と吠えましたが、あまりも無知すぎる。

日本の自動車工業会による統計では、米国で販売された日本の自動車の
4分の3が米国で生産されており、米国生産台数は400万台近くに上がってい
ます。エンジンに至っては470万基が米国で製造されています。

トヨタだけ取り上げれば、日本本社単独では7万2000人であるのに対して
米国では13万6000人を雇っています。日本のほぼ倍の人数です。

以前トランプはフォード車がメキシコに工場を新設することを「恥知らず」と
批判したら、恐れたフォードはメキシコでの工場新設をすぐに撤回してミシ
ガン州に工場を新設しました。

トヨタもトランプからツイッターで批判されたが、トヨタの豊田社長が「メ
シコ工場建設計画を見直すつもりはない」と表明したのに対して、トランプ
は「あり得ない、アメリカで生産するか、巨額の関税を払うか」とツイート
しました。これに対して豊田社長は、アメリカ国内で13万6000人を雇用
していること、過去60年間で220億ドル投資したことを説明したうえで、
あらかじ決めていた自社の計画で新たに5年間で100億ドル投資することを
表明しました。つまりトヨタはアメリカでいかに多くの人を雇用しているか、
トランプもそれを否定することはできませんでした。

アメリカの自動車メーカー(GM、クライスラー、フォード)等は常にトヨ
タを目の敵にしています、2009年頃アメリカで急加速事故を起こしたと
して大問題になったことがありました。豊田社長が議会公聴会に呼ばれて、
議員たちから厳しい追及を受けました。アメリカメディアもトヨタを叩きま
した。しかしトヨタの工場があるインディアナ州やケンタッキー州のアメリ
カ人たちは「トヨタは、わが州の会社だ」と擁護しました。

製品に自信を持っている豊田社長は、公聴会で毅然とした態度を通したが、
その後、詳細な調査によって、電子制御システムに欠陥が無かったことが
判明し、急発進は運転者の操作ミスということが明らかにされました。

このあたりがアメリカは中国や韓国とえらい違いです。事実がわかれば騒動
は直ぐに収まります。

トヨタがアメリカの会社として受けいられているのには、アメリカ国内での
部品調達率がアメリカ自動車メーカーよりも高いからです。トヨタは.高品質
の日本製部品を全てに使いたいが、アメリカに遠慮して、一部アメリカ製品
を無理して使っています。
米国内に24カ所ある工場や、研究施設デザインを行う43施設への投資
総額は4560億ドルもありました。

またトランプが発動した鉄鋼・アルミニュウムの輸入制限で日本が適用対象
となっている現状に関し、安倍首相は「日本の鉄鋼やアルミが米国の安全保
障に悪影響を与えることはなく、むしろ高品質の日本製品は米国の産業や
雇用にも多大に貢献している」と説明しました。

日本の鉄鋼業界も以外に冷静です。日本の対米輸出量は約190万トン
(2017年)と、国内の鉄鋼生産量の約2%にすぎない。しかもモーターや
発電機に使われる「電磁鋼板」など、米メーカーがあまり手掛けない高付加
価値製品が多い。「関税を引き上げられても、打撃を受けるのは米国内の
ユーザー」(業界関係者)とみています。

鉄鋼製品に25%、アルミ製品に10%の追加関税を課すとトランプが咆え
ました。しかし2017年度の日本のアルミ圧延品生産量は約200万トン
の見込み。この中で米国向け輸出量は、1.5%程度の約3万トンにすぎ
ない。しかも、日本製の輸出品は「自動車向けの外板など高規格品が多く、
調達先を替えるのは難しい」とされる。鉄鋼と同様に代替品は少なく、極端に
日本からの輸出が減ることはないとみています(岡田会長)

長くなりますのでこの続きは次回にさせていただきます。私の話はすべて
データーに基づいて書いています。
テレビに出ている経済評論家が「日本の製造業はすでに競争力を失って
いる」など言っていますが、彼らはきちんとしたデーターを見ずにイメージ
だけで話しています。

日本が元気なく見えるのは経済評論家たちの言葉に惑わされているだけ
で、アジアも欧米諸国も日本の製造業に恐怖や畏敬の念を抱いています。
とにかく我が国のファンダメンタルズの数字は世界の中でも最高です。
自信を持ちましょう。

(続きは次回にて)
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