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MIZUNAの部屋 朝鮮半島の扱いは既に決まっているので、米朝首脳会談なんてありません。 [政治]

MIZUNAの部屋 朝鮮半島の扱いは既に決まっているので、米朝首脳会談なんてありません。
http://mizunamayuneko.blog.fc2.com/blog-entry-2585.html より

5月に米朝会談実現!とかで世間が盛り上がっていますが、
5月って、もうすぐそこですよね!

韓国では、文在寅大統領は、冬季五輪に北朝鮮を参加させることに成功し、
また、統一旗を携えの合同入場を実現させるなど、南北融和、北の姿勢軟化に貢献したと・・・。
これはノーベル平和賞な違いなし!とか盛り上がっているようですが、

通常、2国間で首脳会談を持つには、双方、相当準備をしなければなりません。
どのようなテーマで両国首脳が会談を持ち、どのような結論や合意に至るのか?
政治サイドだけではなく、経済・軍事その他の面からも慎重に準備をしなければなりません。
また、下記転載記事のように、アメリカの対北朝鮮政策の延長線上に、その首脳会談は設定されるべきで、そう簡単にOKは出せないはずです。

今回の首脳会談開催合意はウォール・ストリート・ジャーナルが伝えているように、トランプ大統領のフライングなのでしょう。

あるいは、条件さえ整えば、首脳会談に応じても構わないという、単なる「意思表示」だっただけなのかもしれません。

北朝鮮が「スマイル外交」に転じた理由は何か?
つい最近までトランプ大統領を罵っていた金正恩委員長が、首脳会談を提案した理由は何か?
我々の目から見ても、北朝鮮の対米姿勢の豹変は奇異に映る訳ですが、
アメリカ政府は、どのように分析しているのでしょう?

経済制裁で根を上げた?
側近から進言があった?
技術的に核兵器と弾道ミサイルの更なる開発が不可能と判明した?
水面下で中国からのプッシュがあった?
同じくロシアからプッシュがあった?

何れも違うと思います。

金正恩や側近の笑みの下には恐ろしい形相の青が隠されていると思います。
強硬姿勢から微笑み外交に転じた「あり得ないほどの落差」を利用して、アメリカを油断させるつもりでしょう。
そして、交渉のテーブルにつかせ、譲歩を引き出す・・・。
いつもの手です。
アメリカが喜んで首脳会談の場をセッティングする様を「笑いを堪えて」静観するつもりでしょう。

先ほど新しい情報が入りました。
金正恩が米朝首脳会談を願っているという情報は、韓国訪朝団が金正恩委員長から、親書を預かってきたわけではなく、そのようなことを言ったらしい・・・
程度のことだそうです。
即ち
北朝鮮が公式ルートで韓国や、アメリカに伝えたものでは無いと・・・。

やはりね!

核兵器を放棄してまで、北朝鮮が米国との国交正常化を目指しているとは思えません。
北朝鮮に核放棄を求めると言うことは、アメリカ大陸をコロンブス上陸以前の状態に戻すより難しいと思います。

これは、韓国政府内の従北勢力が仕掛けたトラップだと思います。

アメリカ政府は、中国の習近平国家主席とも緊密に連絡を取っており、北朝鮮の扱いについては一定の合意に至っているはずです。
米中共に、朝鮮半島の地政学的重要性を認知しており、今後も大きな影響力を持ち続けるつもりですが、韓国は徐々に米国の影響力から逃れようとし、北朝鮮は、金正日の時代から中国とは一定の距離を置くようになってきた・・・。

この状況に関して米中は共に不満を持っており、何らかの解決策を考えていると思います。
結論から言うと、
中国にとって金正恩体制は邪魔、
米国にとって文在寅による従北政権は許し難い・・・。
ということで、米中による南北朝鮮の支配体制を本来の姿に戻すため、
南北のトップを御しやすい人物に替えるつもりですね。

これは、平時では難しいでしょうから、
今後、朝鮮半島をリセットするための大きな動きが起こると思います。
あまり良い話ではありませんが、
朝鮮半島の住民が、
「もうこりごり!半島統一より庶民に平穏な生活を!」と渇望するまで、
業火が半島を覆い尽くすでしょう。

ウォール・ストリート・ジャーナルより
・・・転載開始・・・
トランプ氏「イエスと伝えてくれ」米朝首脳会談が決まった瞬間
http://jp.wsj.com/articles/SB11827117695770103410504584092491430993118

2018 年 3 月 10 日 14:57 JST 更新
 米ホワイトハウの大統領執務室で8日夜、3人の韓国政府高官がトランプ大統領らに対し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長からの米朝首脳会談の申し出を伝えた。事態の分析と対応を協議している時だった。トランプ大統領は突然それを遮って次のように発言した。

 「よし、分かった。彼らに会談に応じると伝えてくれ」

 その場にいたホワイトハウス関係者によると、トランプ氏が話を続ける中、韓国の政府高官は信じられないという表情で顔を見合せた。正恩氏がその会談に関して誠実で、条件を理解しているのであれば、トランプ氏は北朝鮮の指導者と会談する最初の現職米大統領となる。トランプ氏は「彼にイエスだと伝えてくれ」と述べたという。

 トランプ氏の性急な判断を受けて、米政府当局者は米国史にもほとんど例がない外交戦略を慌ててまとめることになった。

 ホワイトハウス、国務省、情報機関などの当局者は早ければ5月にも開催される米朝首脳会談に向け、調整作業に入った。首脳会談では、数十年にわたって解決策が見出されなかった軍事、経済、市民の自由などに関する問題も協議される必要がある。

 事前の準備なしにトランプ氏と正恩氏が会談に合意するのは、異例とされる。米政府当局者が大規模な軍縮関連の合意を目指す場合、首脳同士が話し合う前に双方の交渉担当者が多くの障害を取り除いておくというのがこれまでのやり方だ。

 トランプ氏はこうした従来の外交手続きをひっくり返した。通常であれば数年に及ぶ外交手続きを放棄し、基本的な核問題での北朝鮮側の正確な方針について、自らの側近が北朝鮮側との事前協議を行わずに正恩氏との会談に合意してしまったのだ。

 首脳会談のロジスティクス面、戦略、内容などに関して、米政府の関係省庁はこれから準備を開始しなければならない。米当局者にとって今後数週間は目が回るほど忙しくなる。とりわけ、米国の目標設定や長年存在してきた障害、米交渉団の構成といった問題への対処もこれからだ。
・・・転載終了・・・
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