大和心への回帰 250.

大和心への回帰　250.
http://www.yamatogocoro.com/article/456792454.html　より

物事には流れがある。

流れに逆らうとろくなことはない。

流れには、良い流れと悪い流れがあるものだが、良くも悪くもそれは最初から決まっているのではない。

流れを良くするも悪くするも、物事に遭遇してからの心のあり方が、その後の展開に作用するのではないか、と思うようになったのは今から10年ほど前の事である。

自ら起業した事業が、頂点からまっ逆さまに奈落まで転落したのが今から約12年ほど前の事だ。

山の頂上から足を滑らして転げ堕ちる時、斜面の距離と勾配によってその後の運命が変わる。

なだらかな勾配であれば転げる距離が短い間に止まり、軽症か運が良ければかすり傷程度
で事なきを得るだろう。

それがもしも断崖絶壁だったら、天国と地獄程命運を分けることになるだろう。

恐らく足を滑らした瞬間、猛スピードで垂直に落下し、谷底に叩きつけられた瞬間、即死しているか瀕死の重症を負っている可能性が高いだろう。

私の場合は、世に出る前の新種の業種に挑戦したため大きなリスクも抱えていたが、開業から予想外にブレークし、一年後には全国的に一大ブ―ムを巻き起こしメジャー産業に成長。瞬く内に頂点に達したのである。

業界のパイオニア的存在だったことか