SSブログ

本山よろず本舗 都市伝説でみる北朝鮮問題 [政治]

本山よろず本舗 都市伝説でみる北朝鮮問題
http://motoyama.world.coocan.jp/ より

都市伝説というのは、出所不明の「怪文書」やネットに出回る怪しげな情報群などを言うそうです。
 そして都市伝説と呼ばれる所以は、真実が確認されていないが、あたかも真実のように語られる話ということになるでしょうか。
 今回は、そんな都市伝説の一つを取り上げたいと思います。
 本の題名はずばり、『平成日本「都市伝説」大全』(宝島社)です。
 この中で私は、ベンジャミン・フルフォード氏の北朝鮮に関わる話題を面白く読みました。
 フルフォード氏によると、北朝鮮の核ミサイル問題は、2017年9月の時点で終わっているというのです。今年の春にアメリカは北朝鮮を武力攻撃するという副島隆彦氏の主張の一方で、「すでに終わった」という話は新鮮でした。
 では去年の9月に北朝鮮で何があったのでしょうか。
 一つは、アメリカの戦略爆撃機「B-1B」2機と、それを護衛する戦闘機「F-15C」など合わせて7機が北朝鮮の領空に侵入したにもかかわらず、北朝鮮が何の反応も示さなかった出来事がありました。
 北朝鮮がなぜ、「B-1B」を迎撃しようとしなかったのは謎とされています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20170929-00076328/
 もう一つは、北朝鮮で6回目の核実験後に大規模崩落が起こり、200人が死亡したとされる出来事がありました。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000113459.html
 この2つの出来事を踏まえて、以下のフルフォード氏の記事を読んでみて下さい。
 ・・・<『平成日本「都市伝説」大全』、p32~p35から抜粋開始>・・・
 北朝鮮の核ミサイル問題は2017年9月の時点で終わっている
 すでに北朝鮮の核問題は終わっている。
 じつは2017年9月中旬、アメリカによる攻撃で片がついていたのだ。
 その証拠を日本のテレビ局が報じている。
 「北朝鮮6回目の核実験後に大規模崩落200人死亡か」(テレ朝 news・17年10月31日付)である。
 ニュースでは、6回目の核実験ら1週間後の9月10日頃、豊渓里(プンゲリ)という核実験場の地下坑道で大規模崩落が起こり、多数の死傷が出たというものである。
 ペンタゴン筋からの情報によれば「米軍爆撃機」による攻撃と断言していた。
 その証拠となるのが米軍最高の戦略撃機である「B-1B]2機である。じつは9月23日、グアムのアンダーセン空軍基地から半島に向けて飛び立ち、北朝鮮の軍事境界線を突破して近辺を飛行しているのだ。先の情報筋によれば、この前後、B-1Bは、そのまま北朝鮮領空に入って各施設近辺に威嚇の爆撃をしたというのである。事実、この日(9月23日)、この近辺で2度にわたる地震が計測されている。1度目は米軍の爆撃、2度目はそれにともなう大規模崩落であったと考えられる。中国の地震局は、即座に「爆発よるもの」と発表しているのがなによりの証拠だろう。この9月23日の被害を、あえて「9月10日」と変えて日本のメディアにリークした。日本のメディアも9月10日なのか、23日なのか、北朝鮮で裏付けは取れない。だからこそ1カ月が過ぎた10月31日の報道になったのである。
 北朝鮮が核ミサイルを騒ぎ立ててきたのは、米軍との交渉のためだ。それに対してアメリカの返答は「威嚇爆撃」。これ以上、騒げば本気で叩き潰す、だ。ゆえに、この攻撃で北朝鮮の核攻撃能力は封じられた。核ミサイルの「危機」は、17年9月の時点で終わっていたわけだ。
 すでに戦いは「終わっていた」米朝
 そもそも北朝鮮の核ミサイル問題がクローズアップされたのは、17年5月14日、アメリカ本土を射程内に捉えた「火星」型新シリーズのミサイルが登場したことが原因だった。火星型は、これまでのミサイルと違い核弾頭搭載能力を持ち、なおかつアメリカ本土に届く、いわゆるICBM(大陸間弾道ミサイル)だった。しかも北朝鮮は、国営放送を通じてアメリカの都市を核攻撃するCGまでつくって挑発すれば、国民の生命と安全に義務を持つドナルド・トランプ大統領は動かざるをえなくなる。
 こうして17年夏以降、度重なる北朝鮮による核実験とミサイル発射は大騒ぎになった。とりわけ日本では、Jアラートが鳴り響き、政府は慌てて「イージス・アショア」という1セット800億円以上するミサイル防衛システムを購入することになった。それでも足りないとばかりにTHAAD(終末高高度型防衛ミサイル)まで導入しようとしている。
 一方のアメリカも最新鋭のF35を在日米軍基地に緊急配備、空母打撃艦隊を半島に展開、「いつ攻撃するのか」に注目が集まっていたが、なんのことはない。すでに戦いは終わっていたのである。
 核弾頭を載せなければ、ICBMはただの爆弾でしかない。もはや、軍事的脅威はなくなっているのだ。
 それでもトランプが「茶番劇」を続けているのは、なんてことはない。北の危機を煽って世界中にアメリカ製の武器を売るため「セールス」をするためにすぎない。トランプの言う「ロケットマン」は「ロケットによる武器のセールスマン」という意味でもあるのだ。
 一方の北朝鮮にすれば、かつて「悪の枢軸」と名指しされたリビア、イラクが崩壊した以上、次は「自分たちだ」と怯えてパニックを起こしてきた。それで核カードを振りかざして米軍と交渉したいとアピールしてきただけのこと。アメリカは世界に向けて、北朝鮮はアメリカに向けて「茶番劇」をやってきたわけだ。
 ・・・<抜粋終了>・・・
 これが事実だとしても、フルフォード氏が、「すでに北朝鮮による核ミサイル問題は終了」というのは早計だという気がします。
 なぜなら、アメリカからの威嚇爆撃があったとしても、依然として北朝鮮にはアメリカ本土まで到達するICBMがあり、数年以内に核弾頭に小型化に成功し、アメリカを攻撃できる体制が整うという指摘は残っているからです。
 それに対するフルフォード氏の答えが以下です。
 ・・・<『平成日本「都市伝説」大全』、p35~p37から抜粋開始>・・・
 ウクライナから北朝鮮に流れたICBM技術
 北朝鮮の核開発はナチスが協力してきた。
 事実、米フォーチュン誌が03年5月12日号にて、その実態の一部を報じている。
 1994年、北朝鮮とアメリカ・クリントン政権は北の核開発放棄と引き替えに、総額2億ドルの軽水炉2基を提供することで合意する。このプランを主導したのが、ドナルド・ラムズフェルド元国務長官なのだ。ラムズフェルドは、軽水炉を設計と建設した企業の唯一のアメリカ人役員だった。その企業はスイス・チューリッヒを本拠とするABB社。もともとは北欧の原発大国だったスウェーデンの原子力発電会社が母体となった総合重工業企業で、当然プルトニウム濃縮技術を持っている。
 ようするに94年の合意とは、北朝鮮に極秘にプルトニウム濃縮技術を提供するのが真の目的で、その証拠を隠蔽すべくラズムフェルドは、ABBの原子力部門をアメリカのウエスチングハウス(WH)に売却、それらを「手土産」にして01年ジョージ・H・ブッシュ政権の国務長官(管理人注)となる。
 核兵器開発でもっともハードルが高いのは、プルトニウム濃縮である。00年に軽水炉が完成してから、わずか5年で北朝鮮は核開発に成功しているのがなによりの証拠だろう。
 ICBMも同様である。
 イギリスのシンクタンク「国際戦略研究所」(IISS)のマイケル・エレマンは、去年8月、北朝鮮のミサイル技術が急速に発展した理由を「ウクライナ、もしくはロシアから高性能ロケットエンジンを入手したからだ」と指摘した。しかも、「この数年内のことだろう」とまで断言しているのだ。これにロシア当局も即座に「ウクライナのユージュマシュ社」と応じている。
 ユージュマシュ社は旧ソ連時代、ICBMの製造を一手に引き受け、現在では、そのICBMを改装して「ドニエプル」という格安の打ち上げロケット事業も行っている。ユージュマシュ社は、ソ連解体を主導したパパ・ブッシュ(ジョージ・H・W・ブッシュ)つまり、ナチス勢力の傘下企業なのである。事実、ユージュマシュ社のロケットエンジンは、米軍需企業に提供。現在、アメリカの打ち上げ用ロケットは、すべてユージュマシュ提供のロケットエンジン技術を使っているほどで、00年に登場したロッキード・マーティンのアトラス型が有名であろう。ようするに北朝鮮のミサイルとアメリカのロケットは父親(ユージュマシュ)が一緒の「異母兄弟」なのである。
 マイケル・エレマンが言う「数年内」で思い出すのが14年のウクライナ内戦だ。ウクライナ内戦もまた、ナチス勢力による悪あがきとわかっている。私の知人であるロシア人ジャーナリストが、内戦当時の現地に潜していた。そこで彼はアメリカ国務省(もちろんナチス勢力)が、現地で金をばらまき、人を集めてドラッグと武器を提供していた実態を目の当たりにする。なんてことはない、完全な「やらせ」であったのだ。
 ナチス勢力による茶番である以上、この混乱を利用してウクライナから北朝鮮にロケットエンジンを極秘に輸出するこは難しくはない。ユージュマシュ社は「現在、ロケットエンジンの製造は行っていない。予備のエンジンを持っているのはロシア」と言い訳するが、ロケット打ち上げ事業用のドニエプルがあるのだ。ドニエプルの打ち上げ費用は30億円。北朝鮮にすれば10基買っても300億円、自国で開発することを思えば安い買い物となる。
 従来の北朝鮮のミサイルは短距離型のスカッドを改装していたが、ドニエプルの第一段ロケットがあれば、簡単にICBM化が可能となる。ロシア当局によれば北に流出したロケットは「10基から多くて20基」という。17年11日月27日に打ち上げたミサイルで、ほぼ打ち尽くした可能性も高いぐらいなのだ。
 (管理人注)
 ラムズフェルド氏が就いたのは、国務長官ではなく国防長官です。
 ・・・<抜粋終了>・・・
 最近、日本で流れる北朝鮮のニュースは、ピョンチャンオリンピックに関するものが多くなりました。
 もしフルフォード氏が言うことが本当なら、なぜ北朝鮮がここにきて融和ムードになったかわかる気がします。アメリカの威嚇爆撃で、これ以上の核実験やICBMの発射実験ができなくなったこと。さらに、ウクライナから購入したミサイルの在庫が無くなった可能性もあります。
 だとすれば、ピョンチャンオリンピックに参加することで融和ムードを演出し、アメリカとの新たな対話路線を模索するしかありません。
 もちろんこれは、フルフォード氏が主張していることで、真実かどうかはわかりません。
 これを読まれている方は、面白い読み物として楽しんでいただければと思います。
 次に、今後の北朝鮮に関する話題を紹介しようと思います。
 当HPの2017年11月4日の記事「ゲリーさんの予言の続きと、クレイグ・ハミルトン・パーカー氏の予言」で紹介したクレイグ氏の北朝鮮に関する予言を、再度掲載します。
 ・・・<クレイグ・ハミルトン・パーカー氏の2018年予言>・・・
・キム・ジョンウンの体制は国内のクーデターで崩壊する。それは2017年末か、2018年1月に起こるはずだ。経済制裁はまったく有効ではない。アメリカは北朝鮮の鉄道を爆撃で破壊するだろう。しかしキム・ジョンウンが死亡するわけではない。姿をくらまし、中国に亡命する。
 ・・・<抜粋終了>・・・
 2018年はすでに2月になっているので、時期としてはこの予言は成就しませんでした。
 しかし、完全に外れたとは言い切れないものがあるようです。
 ウエブボットのクリフ・ハイ氏の2018年予言に北朝鮮に関するものがあり、クレイグ氏の予言とかなり近いものがあるのです。
 「ヤスの備忘録」のヤスさんのメルマガから引用します。
 ・・・<「ヤスの備忘録」のヤスさんのメルマガ(1月5日号)から抜粋開始>・・・
・北朝鮮では大きな動きがある。それはアメリカに先駆けて中国が北朝鮮に対して行動を起こすからだ。中国は北朝鮮とアメリカが中国の頭ごなしに挑発しあっている現状を受け入れているわけではない。それというのも、北朝鮮で有事があれば、中国に何百万人もの難民が北朝鮮から押し寄せることは目に見えているからだ。
・だから中国は、外交、経済、軍事のあらゆる方法を駆使して、現在の北朝鮮指導部が脅威とならない水準に管理することだろう。アメリカが先制攻撃する前に、中国の方が早く動くはずだ。これは今年の3月から4月くらいに起こると思われる。
 ・・・<抜粋終了>・・・
 次に同じく「ヤスの備忘録」のヤスさんのメルマガから、Qアノンの北朝鮮に関する情報を紹介します。
 Qアノンですが、日本でいえば2チャンネルのようなオタク系掲示板で「8Chan」といわれるものがあり、ここに投稿している人物のニックネームです。
 このQアノンはトランプ政権の内部関係者としか思われないとのことで、米エネルギー省の国家最高機密アクセス権限であるQクリアランスを持つという意味で、Qアノンと呼ばれるようになったそうです。
 今アメリカのネットユーザーの間で、このQアノンが大評判になっているそうです。
 Qアノンの投稿は質問形式になっている上、難解な記号のような表現をすることも多く、これを解読したというサイトがいくつもあるそうです。
 1月7日のQアノンを投稿を、「ヤスの備忘録」のヤスさんのメルマガから紹介します。
 ・・・<「ヤスの備忘録」のヤスさんのメルマガ(1月12日号)から抜粋開始>・・・
●北朝鮮攻撃は間近?
1月7日、Qアノンとザックは北朝鮮に関して次の情報をリークしてきた。
・北朝鮮のキム・ジョンウン体制は近いうちに崩壊させられる。すでに米中ではこの方向で合意ができている。実際に手を下すのは中国である。
・しかし、これは戦争にはならない。1月7日、フロリダ州のケープ・カナベラルから、スペースX社が開発したファルコン9が打ち上げられた。搭載されているのは、国防省のズーマと呼ばれる謎の衛星である。この衛星は北朝鮮の攻撃用衛星だ。電磁パルスによってミサイルを中心とした攻撃システムを機能停止にするEMP兵器だ。
・中国はこの衛星による攻撃と連動してキム・ジョンウン体制の崩壊に向けて動く。
・中国はアメリカと協力する条件として、アメリカに亡命中の中国の不動産王、マイルス・クワーク(本名、郭文貴)の引き渡しを要求した。クワークは、1990年代から中国共産党中枢と関係があり、大規模な汚職の実態を体験してきた。いまはユーチューブを通して、中国共産党の激しい批判を展開している。こうしたクワークの活動に共産党は反発し、引き渡しを要求している。
・北朝鮮は、キム・ジョンウンが統治しているわけではない。CIAのあるセクションが作った国家だ。トランプ政権はクワークを引き渡して中国と協力し、CIAのセクションもろとも葬り去る計画だ。
 ・・・<抜粋終了>・・・
 去年の9月にアメリカの戦略爆撃機「B-1B」が北朝鮮領空に侵入したにもかかわらず、何も反撃できなかったのは、北朝鮮の攻撃システムを機能停止にするEMP兵器が運用されていたとなれば、辻褄が合う気がします。
 それを確かめるための「B-1B」の領空侵犯だった可能性もあります。
 そのEMP兵器の有効性が確かめられたので、1月7日にファルコン9を打ち上げ、本格運用に入ったという見方もできます。
 さて、どうなるでしょうか。
 都市伝説ですから、「信じる信じないはあなた次第」です・・・。
(2018年2月3日)
nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。