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大和心への回帰 224.小泉進次郎よ、勘違いが運命を狂わせることはよくあることだ。 [政治]

大和心への回帰 224.小泉進次郎よ、勘違いが運命を狂わせることはよくあることだ。
http://www.yamatogocoro.com/article/454658005.html より

劇場型政治のはしりは、小泉純一郎政権の誕生した時からである。
この時の総裁選を巡っては、当時「元祖・女性初の総理大臣候補」として国民的人気の絶頂期にあった田中真紀子が、小泉純一郎支持に回ったことから、日頃は政治に無関心の層にまで話題が波及した。

父親・角栄氏譲りの歯切れのいい発信力が炸裂し、ワイドショーでも日常的に取り上げられるようになった。

派閥の領袖でない小泉純一郎が総裁に選出された大きな理由の一つに、田中真紀子の強烈な後押しによるインパクトが大きく貢献したことは誰もが認めたところである。

やがて田中真紀子は、小泉政権の中枢に起用され外相に起用された。
小泉と田中真紀子は、切れのいい掛け合い漫才のごとくお茶の間でも脚光を浴び、瞬く内に政治の話題はワイドショーに浸透していった。

以来世間はこれを「小泉劇場」と呼ぶようになり、こうして計算されたメディアパフォーマンスを駆使する劇場型政治が登場したのである。

その後、計算された演出でメディアの影響力を活用した劇場型政治手法は、橋下徹や小池百合子によって戦略化されてきている。

だが、「橋下劇場」や「小池劇場」から、このところメディアは「小泉進次郎劇場」というキ―ワ―ドを乱発するのが目立っている。

安倍総理の存在感を薄めたいメディアが、来年行われる自民党総裁選での安倍続投を阻止させるために、反主流派の石破茂や野田聖子を持ち上げてきたが、ここにきて衆院選圧勝の立役者として小泉進次郎にスポットを当て、存在感を高めたい思惑が透けて見える。

進次郎が自民党圧勝の立役者として持ち上げられたことに気を良くしたのか、少々頭に乗っているように思えてならない。

最近、どうも自民党を自分が支えていると言わんばかりの調子づいたような言動が鼻につく。

なぜ? 進次郎氏が連日「怒り」

11/2(木) 19:59
フジテレビ系(FNN)


なぜ? 進次郎氏が連日「怒り」

Fuji News Network
小泉 進次郎氏が、安倍首相の発言にかみついた。
記者団は、この人が現れるのを待っていた。
自民党の小泉 進次郎筆頭副幹事長。
1日、安倍首相を選出した衆議院本会議の終了後、記者団の質問に答え、22分間にわたり怒りを交え、熱く語った。
小泉 進次郎筆頭副幹事長は「党は何も聞いていない。全く党内で議論していない。このままだったら、自民党は必要ない」と述べた。
進次郎氏の怒りの矛先は、安倍首相の「産業界においても、3,000億円程度の拠出をお願いしたい」という発言に対して。
安倍首相は、教育無償化や待機児童解消に向けて、およそ2兆円規模の大型対策を年内にまとめる。
その財源として、消費税増税分の一部、およそ1兆7,000億円を充てるとしているが、まだ3,000億円足りない。
そこで、安倍首相は10月27日、人生100年時代構想会議で、産業界にその負担を求めた。
では、進次郎氏は、この方針のどこに怒りを覚えたのか。
2日、本会議を終えた進次郎氏は「そもそも論から言えば、人生100年時代のことも、これ、党が、わたしたちがやってきたことですから、出発は党なんですよ。だけど、こうやって3,000億の話とかは、全く党抜きで話が進みますから。これはね、意思決定のあり方としてはおかしい」と述べた。
進次郎氏は、政府が自民党内での議論を軽視していると、不満をぶちまけた。
怒りの収まらない進次郎氏は、さらに「今回だけじゃないですからね。2年前の高齢者に3万円配る話だって、いきなりポンと出てきたわけで、そのことを考えても、今回のはおかしいんじゃないですか」と述べた。
進次郎氏の主張に、2日、菅官房長官は「小泉議員の発言の詳細については、承知をしておりませんけど、与党とも当然相談をしながら、進めていきたい」と述べた。

•最終更新:11/3(金) 1:15
•フジテレビ系
(FN


体たらくな野党の話題では国民から見放されていくことに漸く気づいたのかどうかはわからないが、メディアは党内からの安倍批判を待ち構えている。

今、朝日や毎日が取り上げるのは反主流派の声であり、村上誠一郎等は高村氏の副総裁留任人事に口出しをしているが、枝葉末節の誰も相手にしない議員でも、安倍批判発言があれば脚光を浴びるように画策しているのである。

小泉進次郎が、筆頭副幹事長に就任したとたんに安倍批判をする態度は、少々調子づいているのではないだろうか。

国民は、勘違いから認知を失って転落した卑近な例をつい最近も垣間見ているだけに、謙虚さを失ったように映る高慢な発言は、小泉進次郎にとってマイナスはあれど、プラスになることはないだろう。

勘違いが人生を転落させることはよくあることである。

少々メディアに持ち上げられていい気になっているようでは、将来の宰相もおぼつかない。
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