SSブログ

株式日記と経済展望 チャレンジしない人に共通しているのは、完璧主義者で失敗をすることを極度に恐れている優等生であることです [政治]

株式日記と経済展望 チャレンジしない人に共通しているのは、完璧主義者で失敗をすることを極度に恐れている優等生であることです
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/21e48519ce9085d1e3f09065efaa19db より

チャレンジしない人に共通しているのは、完璧主義者で失敗をすることを極度に恐れている優等生であることです。成功と言うのは失敗の上に成り立っている

リスクを取らないまま人生を終える「後悔」を避ける方法 9月23日 内藤忍
昨日書いたブログ記事「シニア起業で「蕎麦打ち職人になる」のはやめなさい」は、「ブロゴス」にも転載され、総合ランキング1位までアクセスが増えました(写真)。

シニア起業に対する関心が高まっている背景には、平均寿命の伸びにより人生の後半戦の時間が長くなっていること、そして企業の雇用形態が変わっている事があります。社会人になって1つの仕事をして終わるのではなく、シニアになって別のことにチャレンジする時間と機会が生まれているのです。

といっても、チャレンジの方法を間違えると「シニアの蕎麦打ち職人」のような罠に陥ってしまいます。別に蕎麦打ちが絶対に失敗すると言っているのではなく、みんながやっているからといった安直な理由で始めてもうまくいかない可能性が高いということです。

しかし、慎重にリスクばかりを考えていても、どんどん時間が過ぎていき、気が付けば結局何もしないまま終わってしまいます。矛盾していますが「大胆かつ慎重に」というスタンスが大切です。

仕事でも資産運用でも共通する事実は「年齢とともにその人が取れるリスク量は減っていく」ということ。

例えば、20代なら平気でチャレンジできたことが、50代、60代となると躊躇せざるを得なくなる。とすれば、同じリスクであれば、できるだけ早いうちに取った方が良い。これが私の考えです。

では、もうシニアになってしまった人は、もう手遅れなのでしょうか。

万人に共通するもう1つの事実は「今より若くなる事は無い」ということ。だからリスクを取るなら、今すぐ取った方が良いのです。来年になれば、また取れるリスクは減っていきます。

また、リスクといっても、起業や投資に失敗したとしても、命を失う訳でもありません。また、別の道はいくらでも見つかります。セイフティーネットが何重にも張り巡らされた日本社会。その中で取るリスクなど、たかが知れています。

チャレンジしない人に共通しているのは、完璧主義者で失敗をすることを極度に恐れている優等生であることです。

しかし、世の中の成功者を見ていると、ソフトバンクの孫正義さんにせよ、ファーストリテイリングの柳井正さんにせよ、過去に多くの失敗を繰り返しその上にそれ以上の大きな成功があったことがわかります。

成功と言うのは失敗の上に成り立っている。あれこれ結果を考える前に「やったもの勝ち」なのです。

一度しかない人生、悔いのないように思いきりベストを尽くそうではありませんか。

(私のコメント)
「寄らば大樹」という言葉がありますが、たしかに不安定な中小企業よりも大企業の方が安全なことは確かだ。しかしその大企業もバブル崩壊以降多くの大企業も消えていった。特に電機業界は日本の超優良企業であり、多くの優秀な人材が集まった。しかし最近ではサンヨーやシャープや東芝のように次々とダメになっている。

ソニーも超優良会社なのにアップルのような外資にやられっぱなしだ。超優秀な人材が集まった企業なのにどうして次々とダメになっていくのだろうか。サラリーマン社会は、裏から見れば足の引っ張り合いの世界であり、学生時代のいじめの世界がそのまま延長されたような世界であり、社内の人間関係にほとんどの精力が費やされる世界だ。

若い内はさほどでもないのだが、出世の肩書きがつくようになると嫉妬と妬みの世界になる。だから酒の席などになると人の悪口のオンパレードであり、自分はいかに会社に尽くしているかを力説自慢するようになる。しかし日本の会社は年功序列社会だから、どんなにダメ人間でも出世するし、どんなにできる人間でも排除されてしまう。

そのようなサラリーマン社会に30年もどっぷりと浸かっていると、社内の事しかわからぬ人間になり、外の世界に出るとほとんど使い物にならない人間になっている。いわば会社内の掟に洗脳されたような人間になり、社内倫理と一般社会の倫理にズレが生じてくる。これがいわば社畜というものですが、このような人が定年退職したあとで何かをしようとしても何もできない。

「株式日記」でも若いうちに独立起業を目指すべきだと書いてきましたが、私も30代で独立起業してきた。できればもっと早く会社を辞めたがったが、金を貯めるには時間がかかる。勉強もし続けてきたが、会社は宅地建物取引主任や衛生管理者などの資格を取っても、それを生かした仕事はさせてもらえなかった。

会社にとっては、営業マンは消耗品に過ぎず人材を育てるといった発想はない。若いうちから仕事のできる社員は、他の社員の嫉妬の対象であり足を引っ張られやすい。だからこそ能力に自信のある人は独立起業を目指すべきであり、内藤氏が書いているように「20代なら平気でチャレンジできたことが、50代、60代となると躊躇せざるを得なくなる。」

若いうちからスタートすれば、経験が積み重なって失敗も成功の元となることも多い。しかしこのような事は学校では教えてくれないし、一流大学を出て一流企業を目指す教育が行われる。しかしそのような目標を達成したところで定年になれば会社から放り出される。一流企業なら年金がもらえるが長寿化社会では十分ではない。

60歳過ぎてからでは、体力的にも気力の面からでも新しいことを始めるには遅すぎる。できれば若いうちから独立起業を目指すべきであり、20代30代を遊んでしまったら独立起業は難しくなる。だから私も20代の頃は勉強して電気工事士の資格までとった。

いずれも今の仕事に生かされており、若い時は遊ばないで勉強と独立資金を貯める時なのだ。もっとも成功した人にとってみれば、若い時にもっと遊んでみたかったと言うかもしれない。しかし遊ぶのは経済的に成功してから遊んだほうが、豪遊ができるのではないだろうか。若い時の遊びは罠にはまりやすい。

若い時の失敗は財産とも言えるのですが、日本人は異常なほどに失敗を恐れる民族であり、安全第一大企業思考だ。確かに大企業なら経営もしっかりしているし待遇もいいが、本人にとっていい事ばかりではない。自分がやりたい仕事はやらせてもらえず、嫌々やっても仕事は身に付かない。

中学校の時に、将来何の仕事がしたいかとアンケートを取られたことがありましたが、私は「評論家」と書いた覚えがある。考えてみれば今私はネットで時事評論を書いている。これは年をとってもできる仕事であり、ボケ防止にも役に立つことだろう。収入には結びつかないが。
nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。