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MIZUNAの部屋 日本は生き残りのため綱渡り外交を演出するか?! [政治]

MIZUNAの部屋 日本は生き残りのため綱渡り外交を演出するか?!
http://mizunamayuneko.blog.fc2.com/blog-entry-2184.html より

北方領土問題ですが、
ロシアとの協議が進む中、日露双方がwinwinの合意に達する可能性が濃厚になってきました。
我が国の宿願である「北方領土返還」・・・
どのような形で達成されるのでしょうか?

この件については以前アップした記事
「日露平和条約が成立すると壮大な中華包囲網が姿を現す。」
http://mizunamayuneko.blog.fc2.com/blog-entry-2172.html
でも触れましたが、
時代の移り変わりというか
エネルギー戦略の激変とか
背景に科学技術の発達とか
国際情勢の変化とか
様々な事象が複雑に絡まり、奇跡的に編み出された、
千載一遇のチャンスなのかもしれません。

この件が大国のエネルギー戦略に大きく関わっていることは、よく知られています。つまり、全世界的な景気の低迷で、エネルギー消費量が低下・・・
また、昔と比べて、機械や船舶、自動車などのエネルギー効率が各段良くなったこともあります。日本が発明したハイブリッドエンジンとかは燃費30kmぐらいですから、平均的な使い方なら、給油なんて2ヶ月に一度ほどでよくなります。ガソリンスタンド商売あがったり・・・。
その他、水素を使った自動車、電気自動車などが実用段階に入れば、さらに石油の消費量は減っていくでしょう。
ロシアも産油国で、原油が売れなかったら大打撃です。

ロシアのエネルギー戦略としては、日本に安価で天然ガスを安定供給すること。
現状は、天然ガスを液化して専用タンカーに搭載し輸送しています。
輸送に莫大な経費がかかります。
結果、それは企業や一般消費者の負担大に繋がります。

ロシアからパイプラインを引けば、専用タンカーは不要。タンカーの燃料代も要らない。
シベリア鉄道を北海道まで延伸し、その横にパイプを繋いでいくだけで、ガスパイプラインが完成します。設置に要する費用なんてタダ同然です。
特に、日本のようにエネルギー資源が乏しく、輸入に頼っている国家は、複数の調達ルートを確保する必要があります。
もし実行するのであれば賢明な判断だと言えるでしょう。

それから、今話題のアメリカ大統領選ですが、重篤な病気を抱えているヒラリー対悪評高いトランプとの戦いになっていますが、どちらの候補が大統領となっても、アメリカにいい未来は期待できそうにありません。
つまりヒラリーになれば再びアメリカは地域紛争の火種を世界各地にまき散らす政策をとるでしょうし、トランプになれば、アメリカは過度の保護主義に突き進み、日米安保など無きに等しい状況に陥る恐れがあります。
まあでも、ある意味、米軍が日本列島から撤退するということは、
もしかすると、日本にとっては、アメリカからの呪縛から逃れられるまたとないチャンスなのかもしれません。
ただし、トランプが当選し、アメリカが保護主義に向かった場合、我が国は安易な外交を展開すれば非常に大きなリスクを負うこととなり、国家存亡の危機に直面するかもしれません。
こういった最悪の事態は何としても避けなければなりませんね。

現在アメリカのメディアはトランプ蹴落としキャンペーンを展開しているようです。女性蔑視発言とか・・・。
それをいうなら、ヒラリーのメール事件とか、機密情報漏洩事件の方が問題だと思うのですが・・・。
どちらにしても、
これほど米メディアがとランプ叩きに精を出していると言うことは、
逆に考えれば、実際のところはトランプが圧倒的に有利だからなのかもしれません。
何か、私の知る限り、こんなに混乱して、しかも不穏な雰囲気の大統領選は初めてです。
もしかすると、どちらが大統領となっても、アメリカの真の権力者にしてみれば、都合が悪いのかもしれません。
11月8日までに投票が行われる予定ですが、
不測の事態が勃発して、選挙は中止になったりするかもです。

それから、ネットでは、北朝鮮と中国瀋陽軍区との繋がりと、北の核開発の関連について話題沸騰状態ですが、
北朝鮮と瀋陽との繋がりは今に始まったことではなく、古くは民族的にも、そして70数年昔までは、「満州」として日本や朝鮮半島と強い繋がりを持っていました。
習近平が畏れているのが、この瀋陽軍区です。

以前の記事と内容が重複しますが、
ロシア、欧米、日本などが危惧しているのが、
中国の軍事大国化・・・
中国もそこそこの武器を揃えているので、アメリカ第7艦隊もそう易々と近づくことはできません。
原子力空母数隻轟沈なんて事態になったら、目も当てられませんので・・・。
要するに張り子の虎ですね。アメリカ軍は・・・。

中国の強大化・膨張をなんとか阻止したいアメリカ・・・
自国経済の立て直しのため、日本と手を繋ぎたいロシア・・・

ロシアがアメリカの肩代わりをすれば一挙に解決。
ただしアメリカにもメンツがあるので、ことは簡単には進まない・・・
「経済協力」!
都合のいい言葉です。
経済と軍事は表裏の関係ですので、
水面下では軍事関連でも協議が行われているのでしょう。

結論からいえば、北方領土は返還されるが、ロシア軍は残留。
在日米軍は、数年かけて本国に撤収。沖縄の米軍も暫時撤収します。
跡地は、自衛隊(後の国防軍)の基地となるのでしょう。
アメリカからの兵器輸入については、アメリカから不満の出ないレベルで契約が交わされるのでしょう。

TBS newsiより
・・・転載開始・・・
「北方領土問題、ある種合意達成」ロシア側が前向きな見通し
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2888403.html?from_newsr

 北方領土問題をめぐる日本とロシアの協議が進むなか、ロシア大統領府は10日、「ある種の合意が達成される」との前向きな見通しを示しました。
 インタファクス通信によりますと、ロシア大統領府のペスコフ報道官は10日、北方領土問題について「理論的に考えると突破口はあり、遅かれ早かれ、ある種の合意が達成される」と述べ、日ロ間で進められている交渉に対し、前向きな見通しを示しました。
 また、日本側から「建設的な提案」があり、日ロ関係が大きく進展していることを評価し、「我々は正しい方向に向かっていて、楽観的になる理由がある」としています。
 一方で、「突破口を見いだすためには入念な準備が必要」とも述べ、「この段階で正確にどのような形になるかは、まだ誰も語ることはできない」としています。
 プーチン大統領の12月15日の来日を前に両国間の交渉が活発となるなか、北方領土問題の打開に向け、ロシア大統領府側の期待感が示された格好です。(11日09:01)
・・・転載終了・・・
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