中国共産党の罠 日本近現代史研究家・田中秀雄【東京発信・Cool Eyes】第27回

中国共産党の罠　日本近現代史研究家・田中秀雄【東京発信・Cool Eyes】第27回

中国共産党の罠　日本近現代史研究家・田中秀雄（たなか　ひでお）【東京発信・Cool Eyes】第27回
①西安事件における共産党との抗日の約束を蒋介石は反故にした
　ソ連に人質状態となっていた蒋経国が帰国する（１９３７年４月）と、全支那統一を目指す方針に戻る
②佐藤尚武外相の「支那再認識論」（１９３７年２月）を、毛沢東は５月報告で非難する
　「中国の救亡抗戦は焦眉の緊急と快速度を以て準備されなければならぬ」
③日英で共同して中国経済援助、外交推進という動きを危惧し、妨害工作を指示する
　吉田茂大使の英国工作　秩父宮殿下ご夫妻の英国訪問　ジョージ六世の戴冠式（１９３７年５月１２日）出席
④馮玉祥は元子分であった宋哲元を見捨てる（抗日に立ち上がらなかったから）
　馮玉祥は自分の長男の馮洪国（共産党員、第２９軍幹部）に日本軍への挑発工作を命ずる
（2019年2月収録）